複合土壌診断
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複合土壌診断は、土を分析して畑の状態を知ることが出来ます。
土の状態を知らずに施肥だけを行うと、知らぬ間に畑の肥料バランスが狂い、問題が発生する原因になります。一般的な土壌診断では、土壌を分析して終わりですが、弊社の提供する「複合土壌診断」は土壌分析に加え、肥料設計も行うため、あなたの畑に必要な施肥量などを具体的に知ることが出来ます。 まずは土壌診断で土壌を数値化して、適切な肥料設計をして、肥料バランスを整えることが重要です。 適切な肥料バランスは病害虫抑止と安定栽培に必要な土作りに役立ちます。 「複合土壌診断」は土壌診断結果をもとに、あなたの畑に適した施肥設計を行うので、作物の健全な生育、経費の削減、良品率の向上、収穫量が確保できるようになります。 土壌診断(分析)の利点
1.土壌の診断結果は具体的な数値とグラフでわかりやすくお伝えします。2.科学性(肥料)と物理性(土の性質)の2面から現在の畑を知り、問題点が確認できます。 3.あなたがいつも使っている肥料で、適切な施肥量をわかりやすく提案します。 4.肥料・農薬などの無駄使いが防げて、経費の削減につながります。 5.あなたの作物に合わせた土作りが出来て、作物の生育が順調になります。 生育が安定して良品率が上がり、収穫量が向上します。 診断結果の内容
〇科学性からの土壌分析(塩基飽和度)土壌中の養分状態から作物に合わせた肥料や適切な施肥量で施肥設計します。 〇物理性からの土壌分析(三相分布) 土壌の保水性、通気性、灌水の頻度を提示します。 土壌改良材(堆肥、ゼオライト等)の必要量を具体的に示します。 〇土壌状態の解説 土壌診断結果から判断した土壌の問題点を具体的にわかりやすく解説します。 〇「土作り」のアドバイス(施肥設計の提案) 作物や環境に合わせた施肥量を提案します。 複合土壌診断報告書(サンプル)
![]() 土壌診断の結果は上記のように数字とグラフを用いて具体的に畑の状態について説明します。
土壌診断の正しい採土方法
正しい採土の必要性
正確な土壌診断結果を得るためには、畑の適切な場所の土を調べることが重要です。
いつ採土するのか?
基本として、施肥前および耕運前の状態で採土してください。※予防診断の場合は栽培終了後 どこを採土するのか?
ほ場全体を診断するため、下図の5か所の土を混合したものを計測に使います。1.図1ように各所からそれぞれ500gを採土して混合します。 2.1で混合した土2,500gから1,000gを抽出し、それを1検体の試料としてビニール袋に入れてください。 ![]() 図1のA〜E各部において、地表から10cm〜20cm位の深さ、”根が張る”部分(根群域)の土を採ってください。 ![]() 図2のように一般的な畑ならば作物の両肩の下方、畝がある場合は畝の両肩の下方、 ![]() 図3のように果樹の場合は果樹の根元と雨落ちの下方の土を採集してください。 ![]() 図4のように根菜の場合は根の最下部周辺の土を含めた3か所の土を採集してください。 ・段々畑など高低差があるほ場の場合は高所・低所・その中間の土を採ってください。
・ハウス栽培をしている場所とない場所があるような場合は1か所はハウスのある場所 (または無い場所)が含まれるように土を採ってください。 ・病害・生育障害の場所がある場合の土壌診断は障害区と正常区に分けて2検体を採土してください。 複合土壌診断の申し込みは「土壌分析と施肥設計」ページ下部に、 申し込み方法や申込用紙がありますので、そちらからお願い致します。 複合土壌診断に関する質問はこちら、または Tel:0985-82-8282 にご連絡を!
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